glnmaps

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glnmaps(GeoLoNia Maps)

glnmaps(GeoLoNia Maps)は、各自治体が公開しているCSV形式のオープンデータをブラウザの地図上で確認できるツールです。 技術的な知識がなくても、誰でも簡単に使える平易なツールをめざしています。 ソースは1個のHTMLファイルとしてダウンロードできるので、それをホスティングして公開することも簡単です。

使用しているGeolonia Mapsは、https://*.test 及び、http://127.0.0.1:<ポート番号> や http://localhost:<ポート番号> などのローカル環境で使用した場合や、GitHub Pages(https://*.github.io)上では無料で使用できるので、開発やオープンソースのプロジェクトで利用することができます。

参考: Geolonia Mapsの開発環境での利用について

インストール

1. glnmapsのバイナリをダウンロード

aarch64-apple-darwin

curl -L https://champierre.github.io/glnmaps/binaries/aarch64-apple-darwin-glnmaps -o /usr/local/bin/glnmaps

x86_64-apple-darwin

curl -L https://champierre.github.io/glnmaps/binaries/x86_64-apple-darwin-glnmaps -o /usr/local/bin/glnmaps

x86_64-pc-windows-msvc

curl -L https://champierre.github.io/glnmaps/binaries/x86_64-pc-windows-msvc-glnmaps -o /usr/local/bin/glnmaps.exe

x86_64-unknown-linux-gnu

curl -L https://champierre.github.io/glnmaps/binaries/x86_64-unknown-linux-gnu-glnmaps -o /usr/local/bin/glnmaps

2. 実行できるようにアクセス権を変更

chmod a+x /usr/local/bin/glmaps

使い方

1. オープンデータとして公開されているCSVファイルを用意

各自治体のホームページなどで公開されているオープンデータのCSVファイルをダウンロードします。データカタログ横断検索システムで探すのも用意でしょう。

サンプルとして東京都調布市が公開している公共施設のデータセットを用意しておきました。

東京都 調布市 公共施設 データセット

※ オープンデータを管理するにはdimを使うと便利です。サンプルのdim.jsonをダウンロードして、

dim install

と実行すれば上記サンプルを含めたデータセットを簡単に用意できます。

参考: そろそろオープンデータを無秩序に管理するのは卒業したいので📦データを管理するパッケージマネージャを開発した【ツール開発】

2. glnmapsを使って地図に表示

glnmaps <CSVファイルのパス>

を実行するだけです。

glnmaps is running. Access it at: http://localhost:3000/

というメッセージが表示されたら、ブラウザを開き http://localhost:3000/ にアクセスしてください。

glnmaps.gif

3. ソースをダウンロード

「ソースをダウンロード」のリンクをクリックすると、ソースのファイル(index.html)をダウンロードすることができます。

Chromeの拡張機能「Web Server for Chrome」などを使い、ローカルのWebサーバーでアクセスできるようにしたり、ホスティングサーバーに配置して公開することもできます。

web_server_for_chrome.gif